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佐久間「……落ち着いた?」


「…っうん。ごめんね、ありがとうっ」

 
 
 
 
 
 

目の前でここまで号泣するAを見たのは初めてだった。
そんなに怖かったのだろうか。
まぁそりゃああんなこと言われて詰め寄られたら誰だって嫌だろう。
 
 
 
 
 
 
 

佐久間「ごめんね、サキが……」


「ううん、違うの。大介くんのせいだから」


佐久間「え?!おれぇ?!」


「ふふ(笑)うん」


佐久間「えぇ…わからん、、、ごめんね?」


「ふふ(笑)嬉し泣きだよ。本当にありがとう、大介くん。…………これからもずっと一緒にいてくれる?」


佐久間「へ?!」

 
 
 
 
 
 

え?!なに、ずっと一緒……??
 
 
 
 
 
 
 
 

「今日の大介くんの言葉。とっても嬉しかった。私の最初の友達が大介くんで本当によかったなって思ったの。これからもこんな私ですがよろしくお願いしますっ」
 
 
 
 
 
 
 
 

そう言って頭を下げたA。
なんだか嫁に迎えるみたい、、、ほんとこの子はっ……そうだよな、Aはこういう子なんだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

佐久間「あっっっったりまえ!!これからもよろしくな、A!!」


「ふふっ、うん!」
 
 
 
 
 
 
 
 

Aの曇り一つない笑顔。これからも俺はこの笑顔を隣で見ていきたい。
いつかはその笑顔。彼氏として隣で見ることができる日を願って……
 
 

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作者名:ねこ | 作成日時:2024年3月28日 14時

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