自分なんてだいっきらい ページ2
.
目黒side
ドラマの撮影が終わって、マネージャーが送ってくれる車の中。
明日の撮影に向けて台本を確認。
『疲れてるだろうし、リラックスしてていいんだよ』
バックミラー越しに言われる。
目「今しか目ぇ通す時間ないんで」
『家でゆっくりする?』
目「Aと過ごします」
Aといられる時間は、Aのことだけを考えたいから。
そっか、なんてマネージャーは笑う。
俺たちの交際を快く受け入れてくれる。
俺たちはアイドルだし、交際が明るみに出るのはよくないことだけれど、俺とAの仲は公認だ。
それだけ釣り合っているから、世間からのバッシングも少ないんじゃないかって思う。
すごく素敵なことだし、俺もAと出会えたことが誇らしい。
早くAに会いたいな。
マンション前で降ろしてもらう。
まずは自分の家に行って、荷物を置いて着替える。
それからAの家に行く。
Aに戻って来たよとラインを打つと、了解と返信が来た。
部屋着に着替えてAんちに行く。
合鍵でドアを開けると、気づいたAが迎えに来てくれた。
.
505人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:わたあめなのは | 作成日時:2024年3月28日 15時