Yellow Lilium (ページ3)

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髙地side
どうも、こちゆごです。

今日は急遽、Aが仕事らしいのでAの娘の玲、れいちゃんを預かっています。

玲、れいちゃんは、一人で大人しくレゴで遊んでいます。

偉いですね、

あ、そうそう、なんで俺が玲、れいちゃんを見ているのか、気になるでしょ

あれは、遡ること今から3年前

━━━3年前━━━

家に帰って自炊をしようと思って近くのスーパに買い物に行った。

野菜とか必要なものを買って、お菓子を買おうと思って、お菓子売り場に行ってみると、

そこで泣きじゃくる女の子がいた。←何、お菓子を買おうとしているの？byジェシー

お母さんらしき人は近くに見当たらず、女の子に声をかけてみた。

「どうしたの？ママは？」と声をかけると首を横に振った。

女の子を泣き止むように、俺の好きなアンパンマンの豆知識を言ってみた。

女の子は泣き止んで、興味津々の顔で俺の話を聞いてくれた。

「ママ」

お母さんを見つけたみたいで、お母さんの所に走っていった。

その場から去ろうとした時に、肩をトントンとたたかれた。

なんだろうと思ったら、迷子の女の子のお母さんだった。

「すいません、相手してもらって」

「いえいえ」

あれ？何処かで聞いたことがある声だ…

ちょっと男らしい声、この声はAだ。

そう考えてみると、雰囲気も似ている。

今まで何してたんだろう？

「玲、れい、お礼を言って」

「ありがと」

「本当にありがとうございました」

去ろうとするAの体の腕をつかんでいた。

「もしかして、伊那Aさんですか？」

「はい、こーちならばれると思った」

その後、いろんな話をして、また、会うことになった。

なんやかんやあって、俺が暇でAが忙しい時に玲、れいを見ることになった。

「こうちおにいちゃん」

玲、れいに呼ばれたので、それは、また話すね。