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「襲わんかったん?」
「……襲う?」
ーーーーー
無事ロンドンから帰国したTETSUYA。
先日の康二との出来事をAから聞かされていたのですが
ーーーーー
「襲うって誰が誰を?」
「そんなん、Aが康二をに決まっとんねん」
「私が康二くんをっ///」
ムリムリムリっ
「せっかく俺おらんくてチャンスやったのに
キスぐらい、しとかんかい」
Aからグイグイいったれよ〜とか言ってる。
「そんなんできるか〜」
" 妄想ではしょっちゅうしてますけど "
「キスより先もグイグイいったらんかい」
「そんなんもっとできんわ」
" そっちも妄想しまくってますけど // "
「ちょっとコンビニ行ってきまーす」
逃げました。
ーーーーー
RRRR…
スマホを見ると
[着信 康二くん]
「はいっ」
すぐに出た。
「俺やで」
「はいっ//」
今さっきTETSUYAと会話してた人だから何だか生々しくて…
「今なにしてんの?」
「えっ?あ、コンビニ行くところです」
「まぁそやろな。ちょい右見てみ?」
右見ました。
「えっ?」
10メートルくらい先に康二の姿発見。
手振ってる。
手振ってるだけなのにカッコいい…
足早に康二のもとへ駆け寄った。
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作者名:ミズ | 作成日時:2024年3月24日 19時