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「ふぅっ…」
なんか、気疲れしちゃったなー…
こういうパーティ的なのは好きだし楽しいけど、
今日は午前中から動いてたし…少し休憩しよ。
菜月や蓮も、ほかの人たちと結構仲良くなって
お酒も入ってるからか、みんな楽しそうに花火の準備をしている。
「乾杯しそびれたな…」
翔太が仕事から帰ってきたら一緒に乾杯しようと思って
今日はまだお酒飲んでなかった。
冷蔵庫にまだ大量に入ってる缶チューハイを取り出す。
渡「ひとりで飲む気?」
「うわっ、もう、今日何回目よ」
渡「お前がひとりで飲もうとしてるから笑」
「んー、なんかタイミング逃して。」
渡「…涼太から聞いた。俺のためにお酒飲まないで待っててくれたんだろ、俺と乾杯したくないの?」
「え、だって翔太もうそれ…」
片手に持ってる透明のプラコップの中には飲みかけのビール。
渡「ノンアルですー、…俺も待ってたんだけど?」
「…ありがと、はい」
冷蔵庫から新たに缶ビールを手渡す。
渡「かんぱーい」
「乾杯っ」
渡「くーーっ、これだわやっぱ。疲れとれるー」
「私のお菓子よりビールの方が疲れとれるってことね?笑」
渡「それとこれはまた別じゃん!」
向「しょっぴー!Aちゃーん!
花火やるでー!はよきてー!!!」
渡「康二うるさ」
「花火は康二くん今日イチ楽しみにしてたから
付き合ってあげてよ笑」
イヤイヤながらも笑顔で話す翔太は
なんだかんだ、こういうのが好きなんだなって思う。
向「見てー!ハート!できてるー!?
うわーこれめっちゃ吹き出すやつやって!
えっ、へびのやつやん!これやろ!!」
宮「康二テンション上がりすぎ笑」
向「ちょ、さっくんこれめっちゃ色変わるらしいで!」
佐「これは最長らしいよ!」
「康二くんとさっくん、なんか似てる笑」
宮「テンション感が一緒だよね笑」
向「Aちゃん!おいで!こっちで一緒にやろ!」
深「これなんかオススメ」
佐「Aちゃんはこっちのピンクでしょ」
宮「行っておいで笑」
楽しそうな3人の中に入って花火を選ぶ。
康二くん花火買いすぎじゃない?
やってもやってもなくならない。笑
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作者名:ゆきんこ | 作成日時:2024年1月30日 16時