5にん 22

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健人side

めっちゃ疲れたわ〜久し振りにこんな体動かして遊んだ。スライムとかもはや関係なくみんな好き勝手水で遊んだり、庭の土触ったり、どろっどろよ。

一旦休憩。勝利の様子見に行くか。
コンコン
「勝利はんせ…え？」
「ひっく！ひくっ…けっと…く？」

え〜なんで泣いてんのよ。寂しがってるかもとは思ってたけど、まさかこんな泣いてるとは思ってなかった。
「何泣いてんの。どしたの」
「だってぇ〜ひっ！だってっ…うっ！」
「よいしょ」

ベッドに座って抱っこしてあげたらしがみついてくるし、枕見たらめっちゃ濡れてるしかなり泣いたな。
「ずるっい〜！ひっく」
「勝利がマリに意地悪したから遊べなかったんでしょ？」
「うっ！ひぐっ…でもぉっ…ひっく！」

これは高3の勝利じゃなくて小学生の勝利だと思って接した方が良さそう…
「遊びたかったなぁ。ルール守ったら遊べるよ。どうするの？」
「ひっく…うぇっぐすん！まもっる〜！」
「うん。守ろうね。髪の毛とかに着かないように気をつけれる？」
「でぎっるー！」

「よし。じゃあマリに意地悪しちゃったことだけ最後、お尻痛くしとこっか」
「ん〜！！」
「ちゃんとお仕置き受けれたら、下降りてみんなで遊べるよ。どうする？」

言ったらまさかの、一瞬でお尻出して膝に寝転がった。ほんっとに遊びたかったんだな…
「18回ね」
18歳だからね…やってること6歳くらいだけど

パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
「うえぇぇん！」
「よいしょっ！下行こ。マリにごめんなさいするんだよ」
「ひぐっ！ひっく！！」
「あ、涙拭いとこ。お兄ちゃんなんでしょ？」
「ん〜…ひっ…く！」

しばらく優しく宥めてたら、ちょっと勝利らしくなって来たかな。抱っこから下ろして下連れてったら、俺から離れない。ほんっと可愛いけど子どもだな。
「どれにする？赤？青？黄色？」
「ん〜けっとくん」
「赤綺麗だよ？ほら」

渡してあげたらスライム受け取って、でも水の方には行かないから風磨に連れてってもらった。ま、遊び始めは赤ちゃんやってたけど、しばらくしたら楽しそうに4人で遊んでたよ。よかったね…てか風磨も子どもだね〜楽しそう。

「みんなー！終わりにするよー！もう4時だよ！」
「えー！あとちょっとー！」
「兄貴こっち来いよ〜！」
「えぇ…じゃあ10分だけだよ！」

みんなの方行ってあげたら風磨、やりやがった。俺のお尻に思いっきり強い強さでホースから水当てて来やがった…ほんっと！！子ども！！！！

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